2016年1月10日日曜日

Chick Corea & Gary Burton『Native Sense』

Chick Corea & Gary Burton 
チック・コリア & ゲイリー・バートン
Native Sense
ネイティヴ・センス



作曲:Chick Corea
01、Native Sense
    ネイティヴ・センス

作曲:Chick Corea
02、Love Castle
    ラヴ・キャッスル

作曲:Chick Corea
03、Duende
    デュエンデ

作曲:Chick Corea
04、No Mystery
    ノー・ミステリー

作曲:Chick Corea
05、Armando's Rhumba
    アーマンドズ・ルンバ

作曲:Béla Bartók (1881 - 1945)
06、Bagatelle, No. 6
     バガテル #6  

作曲:Chick Corea
07、Postscript
    ポスト・スクリプト

作曲:Béla Bartók (1881 - 1945)
08、Bagatelle, No. 2
    バガテル #2

作曲:Chick Corea
09、Tango '92
    タンゴ′92

作曲:Chick Corea
10、Rhumbata
       ルンバタ

作曲:Thelonious Monk (1917 - 1982)
11、Four in One
    フォー・イン・ワン

作曲:George Gershwin (1898 - 1937)
12、I Loves You Porgy
    アイ・ラヴズ・ユー・ポーギー




演奏
Chick Corea(ピアノ)
チック・コリア
Gary Burton(ヴィブラフォン、マリンバ)
ゲイリー・バートン



演奏時間
1:09:55


録音
Mad Hatter Studios (Studio A), Los Angels, CA
1997年


Universal Victor  MVCL-24003
1997年09月27日
浮世に煌めく、内なる音との対話。甘い旋律は重なり、熱き心は音楽に宿る。
『クリスタル・サイレンス』(1973年)以来となる、チック・コリア氏とゲイリー・バートン氏の共演作品。


前回のデュエット作『クリスタル・サイレンス』は、ジャケットの写真が気に入って、大きなレコードを買ったくらい、とても大好きな作品。静かに消えゆく幻想的な音世界が、心地いい。

この『ネイティブ・センス』。かつてのECMレコードの作品のような、魅力溢れるジャケットではないけれど、また別の側面を描いた続編なのかもしれない。

確信に満ちた力強い音世界は、洗練された美しいハーモニーを聴かせてくれる。内省的な幻想なんてものは、ここにはない。

ときに、不協する音も、瞬く間に、見事な甘い響きへと変わってゆく。緻密な空気。溢れだす情熱のきらめき。
二人のダイナミックな饗宴が、とにかく楽しい。ジャズの素晴らしさ。

冷ややかな幽玄の夢ではなく、現実に自分の中にある美の世界。この、血の通った音楽も、またお気に入り。

あとこれもいい。日本盤にのみ収録された、ガーシュウィン作「 I Loves You Porgy 〜愛するポーギー 」。切ない響きに、心惹かれ涙するに違いない。