2016年1月16日土曜日

The Bird and the Bee『 the bird and the bee 』

The Bird and the Bee
ザ・バード・アンド・ザ・ビー
the bird and the bee
ザ・バード・アンド・ザ・ビー



作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
01、Again & Again
  アゲイン & アゲイン

作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
02、Birds And The Bees
   バーズ・アンド・ザ・ビーズ

作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
03、F*cking Boyfriend
  イケないボーイフレンド

作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
04、I’m A Broken Heart
   アイム・ア・ブロークン・ハート

作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
05、La La La
  ラ・ラ・ラ

作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
06、My Fair Lady
  マイ・フェア・レディ

作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
07、I Hate Camera
   アイ・ヘイト・カメラ

作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
08、Because
   ビコーズ

作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
09、Preparedness
   プリペアドネス

作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
10、Spark
  スパーク



bonus track for japan:

作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
11、F*cking Boyfriend (Ralphi Rosario & Db Radio Edit)
  イケないボーイフレンド

作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
12、F*cking Boyfriend (Peaches Remix)
   イケないボーイフレンド




演奏
Inara George (ヴォーカル、ファズベース)
イナラ・ジョージ
Greg Kurstin(ファズベースとホルン以外の器楽演奏)
グレッグ・カースティン

David Ralicke(ホルン)
デイビット・ラリッケ


プロデュース:Greg Kurstin  for SKI Productions
       グレッグ・カースティン



演奏時間
00:44:41



録音
Echo Studio, Los Angeles, CA



EMIミュージック・ジャパン   TOCP-70192
2007年03月07日
現実は不思議でいっぱい。トリさんとハチさんの教育的音物語。
多くの著名アーティストの作品を手がける、ロサンゼルス在住の音楽プロデューサー、グレッグ・カースティン氏と、シンガーソングライター、イナラ・ジョージ氏のエレクトロ・ポップ・ユニット ” ザ・バード・アンド・ザ・ビー " のファーストアルバム。


聴かないほうがいい。しばらく耳から離れなくなってしまうから。

このグループ。名前からして ” The Bird and the Bee “ なんて付けて、音楽もふざけているかと思ったら大間違い。至極まっとうなポップス。
一曲目「 Again & Again 」から、すでにお手上げ。爽快なメロディは、くるくる駆け回り、頭の中を独り占め。歌は幸せの呪文のように繰り返す。
” あれ、なんか変だぞ “ と気付いたときには、もう手遅れ。すっかり、愉快な音楽の虜。

最初は、アップテンポな曲に惹かれるのだけれど、ゆったりとしたテンポの曲もいい。
切ない恋心を綴った「 I’m A Broken Heart 〜アイム・ア・ブロークン・ハート」や、悲しみに立ち止まらず、生きてゆこうと誓う「 Spark 〜スパーク」なんかが気になってくる。
言葉をこえた歌の力。ミュージカルの一場面みたいに盛り上げる、ハーモニーの甘い響き。夢心地。すべてが美しい。

レトロな60年代風メロディを纏った、キュートなエレクトロ・ポップ。展開される私小説的な歌世界。なんだかクセになる。繰り返す、幸せな気分。