ザ・バード・アンド・ザ・ビー
the bird and the bee
ザ・バード・アンド・ザ・ビー
作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
01、Again & Again
アゲイン & アゲイン
作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
02、Birds And The Bees
バーズ・アンド・ザ・ビーズ
作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
03、F*cking Boyfriend
イケないボーイフレンド
作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
04、I’m A Broken Heart
アイム・ア・ブロークン・ハート
作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
05、La La La
ラ・ラ・ラ
作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
06、My Fair Lady
マイ・フェア・レディ
作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
07、I Hate Camera
アイ・ヘイト・カメラ
作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
08、Because
ビコーズ
作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
09、Preparedness
プリペアドネス
作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
10、Spark
スパーク
bonus track for japan:
作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
11、F*cking Boyfriend (Ralphi Rosario & Db Radio Edit)
イケないボーイフレンド
作詞、作曲:Inara George、Greg Kurstin
12、F*cking Boyfriend (Peaches Remix)
イケないボーイフレンド
演奏
Inara George (ヴォーカル、ファズベース)
イナラ・ジョージ
Greg Kurstin(ファズベースとホルン以外の器楽演奏)
グレッグ・カースティン
David Ralicke(ホルン)
デイビット・ラリッケ
プロデュース:Greg Kurstin for SKI Productions
グレッグ・カースティン
演奏時間
00:44:41
録音
Echo Studio, Los Angeles, CA
EMIミュージック・ジャパン TOCP-70192
2007年03月07日
現実は不思議でいっぱい。トリさんとハチさんの教育的音物語。
多くの著名アーティストの作品を手がける、ロサンゼルス在住の音楽プロデューサー、グレッグ・カースティン氏と、シンガーソングライター、イナラ・ジョージ氏のエレクトロ・ポップ・ユニット ” ザ・バード・アンド・ザ・ビー " のファーストアルバム。
聴かないほうがいい。しばらく耳から離れなくなってしまうから。
このグループ。名前からして ” The Bird and the Bee “ なんて付けて、音楽もふざけているかと思ったら大間違い。至極まっとうなポップス。
一曲目「 Again & Again 」から、すでにお手上げ。爽快なメロディは、くるくる駆け回り、頭の中を独り占め。歌は幸せの呪文のように繰り返す。
” あれ、なんか変だぞ “ と気付いたときには、もう手遅れ。すっかり、愉快な音楽の虜。
最初は、アップテンポな曲に惹かれるのだけれど、ゆったりとしたテンポの曲もいい。
切ない恋心を綴った「 I’m A Broken Heart 〜アイム・ア・ブロークン・ハート」や、悲しみに立ち止まらず、生きてゆこうと誓う「 Spark 〜スパーク」なんかが気になってくる。
言葉をこえた歌の力。ミュージカルの一場面みたいに盛り上げる、ハーモニーの甘い響き。夢心地。すべてが美しい。
レトロな60年代風メロディを纏った、キュートなエレクトロ・ポップ。展開される私小説的な歌世界。なんだかクセになる。繰り返す、幸せな気分。
