湯川潮音
灰色とわたし
作詞、作曲:湯川潮音
編曲:クマ原田
01、風よ吹かないで
作詞、作曲:湯川潮音
編曲:クマ原田
02、見つめてごらん
作詞、作曲:湯川潮音
編曲:クマ原田
03、秘密
作詞:湯川潮音、オオヤユウスケ
作曲:オオヤユウスケ
編曲:クマ原田
04、しずくのカーテン
作詞:湯川潮音
作曲:黒沢健一
編曲:クマ原田
05、シェルブールの雨
作詞、作曲:湯川潮音
編曲:クマ原田
06、明日になれば
作詞、作曲:Donovan Phillips Leitch
編曲:クマ原田
07、恋は月をめざして(Voyage of the Moon)
作詞、作曲:湯川潮音
編曲:クマ原田
08、朝が終わる前の花
作詞、作曲:湯川潮音
編曲:クマ原田
09、巻き貝とわたし
作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音、クマ原田
編曲:クマ原田
10、キャロル
演奏
湯川潮音(ヴォーカル、ハンドクラップ)
クマ原田(ダブルベース、アコースティックギター、ハンドクラップ、パーカッション)
Graham Henderson(アコースティックギター、ドブロ、キーボード、マンドリン、ホイッスル)
Jake Walker(ヴァイオリン、ビオラ)
プロデュース:クマ原田
演奏
39:53
録音
Ten 21Studio, Kent, England and The Bunker, Hertfordshire, England
EMI Music Japan / Capitol Records TOCT-26518
2008年07月02日
灰色の空の下、よみがえる幸せな感情。心の奥底に秘められた、本当に大切なもの。
『湯川潮音』(2006)に続く、メジャー後2作目のアルバム。
独特な詩的世界と優しく素朴な味わいの歌声が魅力的な湯川潮音 氏。
この作品『灰色とわたし』。タイトルからして明るくはない。” 灰色 ” と云う言葉の持つマイナスのイメージはかなり大きい。色と感情。” 灰色 ” と付くだけで、味気なく喜びのない憂うつな気分。
でもなぜか、聴いていると、身も心も軽くなって、安らぎに支配されるから不思議。
すべてを覆い尽くす灰色の空。愛の記憶は幻のように隠されてゆく。
いまは、心の奥に、薄れる感情のカケラだけが残る。
こんなにも、美しい歌声は、かつて聴いたことがなかった気がする。天使の歌声。
その飾り気のない無垢の響きは、瞬く間に魂を虜にする。神秘の輝き。
あたたかな、人の心と心で繋がる歌に、すっかり魅了されてしまう。
幻想的な物語として綴られた愛の歌世界。けっして悲しくなんかない。甘美な記憶をたどる旅のおはなし。ただ自分を信じ、新たな光を探し求めて。
2015年12月25日金曜日
2015年12月23日水曜日
遊佐未森『カリヨン・ダンス』
番外編 レビュー
遊佐未森
カリヨン・ダンス
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:遊佐未森、Watusi
01、カリヨン・ダンス
(NHKみんなのうた ’15年12月~ ’16年1月O.A. 予定)
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:鹿島達也
02、クロ
(NHK みんなのうた ’05年12月~ ’06年1月 O.A. )
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:渡辺等
03、I’m here with you
(NHKみんなのうた ’09年6月~7月 O.A. )
04、カリヨン・ダンス(オリジナル・カラオケ)
演奏
「カリヨン・ダンス」
楠 均(ドラム、パーカッション、ヴォイス)
Watusi(プログラミング、ベース)
西海 孝(アコースティックギター、エレクトリックギター、ヴォイス)
遊佐未森(ヴォックス、バッキングヴォーカル、ピアノ)
「クロ」
楠 均(ドラム)
鹿島達也(エレクトリックベース、パーカッション)
上田 禎(エレクトリックギター、アコースティックギター)
西海 孝(バンジョー)
阿部尚徳(オリジナルビート)
遊佐未森(ヴォックス、バッキングヴォーカル、ピアノ)
「 I’m here with you 」
楠 均(ドラム)
渡辺 等(アコースティックベース、ブズーキ、マンドリン、プサルタリー、プログラミング)
西海 孝(アコースティックギター)
高田 漣(ペダルスティールギター)
藤原道山(尺八)
寺田創一(プログラミング)
遊佐未森(ヴォックス、バッキングヴォーカル)
演奏時間
18:56
Yamaha Music YCCW-30047
2015年12月09日
すべてを包み、空高く鳴り響く、カリヨンの福音。
NHK『みんなのうた』のために書かれた「カリヨン・ダンス」を中心に、過去の作品も収録したシングル盤。
忘れられた音楽の山の中から、ふと手にした遊佐未森氏の一枚のCD。これがきっかけとなって、この一年間、過去の作品から最新作まで聴いてきた。音楽にも奇跡的な出会いがあるのかもしれない。
とは云っても、新たに購入したのは『淡雪』(2012)と数本の映像作品のみ。感謝の気持ちを込めて、シングル盤『カリヨン・ダンス』を購入してみた。
NHK『みんなのうた』のために書かれた3曲が収められる。
『みんなのうた』と云えば、幼稚な感じなんて思うかもしれない。たしかに正しい。分かりやすさは、幼稚に映る。みんな、気取った言葉で強がって、本心なんて覆い隠して生活しているんだから。
嬉しかったり、楽しかったり、時には悲しかったりする、素直な気持ちの歌。飾り立てた言葉なんかじゃあなくて、心にぬくもりを伝えるシンプルな言葉。そんな歌が、新鮮で魅力的に感じられる。
時を告げる鐘の音が鳴り響き、優しい調べが街全体を包み込む、「 カリヨン・ダンス 」。ひとたび耳にすれば、すっかり幸せな気分。 喜びに溢れた軽快な音楽が、とにかく心地いい。「 街角 」や「 ブルッキーのひつじ 」みたいな雰囲気。
この、民族チックで不思議な舞踊曲。いつのまにか、訳もわからず心が弾み、楽しくなってゆく。チラッと間奏に現れたりするコーラスの甘美な響きが、心に潤いを取り戻す。
好みじゃあないと思っていたけれど、贅沢なひとときのプレゼント。もうすっかり、満たされた気分。

「 クロ 」、「 I’m here with you 」の2曲。
改めて聴いてみると、やっぱり、グッとくる、いい曲。
独特な美しい世界観を持つ歌が、豊かな感情を与えてくれた気がする。
以前購入した、『 Rondo Piccolo ~ロンド・ピッコロ~scene from Language of Flowers 』(1992年)。再発DVD版 MHBL-109(2008年)
~雲と風とダンス〜
遊佐未森氏の心象風景を描いたドキュメンタリー作品。
美しい波の音とともに、静かに心の声が聞こえてくる印象的なシーンから始まる。
アルバム『モザイク』に収録された組曲「Language of Flowers」を映像で表現したものなんだけど、なんとも不思議で幸福感に満ちた世界が展開してゆく。
突き抜けた甘美な表現。豊かな創造力。
もしかしたら、「カリヨン・ダンス」の世界と、根っこでは繋がっているのかもしれない。
2015年11月10日火曜日
湯川潮音『湯川潮音』
湯川潮音
湯川潮音
作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音
編曲:鈴木惣一朗
01、渡り鳥の3つのトラッド
作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音
編曲:鈴木惣一朗
02、鏡の中の絵描き
作詞:湯川潮音
作曲:岸田繁
編曲:鈴木惣一朗
03、裸の王様 (Album mix)
作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音
編曲:鈴木惣一朗
04、HARLEM
作詞:湯川潮音
作曲:ジェームス・イハ、湯川潮音
編曲:ジェームス・イハ
05、蝋燭を灯して (Album mix)
作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音
編曲:鈴木惣一朗
06、聖堂の隅で
作詞:湯川潮音
作曲:永積タカシ
編曲:鈴木惣一朗
07、緑のアーチ (Album mix)
作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音
編曲:鈴木惣一朗
08、海の上のパイロット
作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音
編曲:ジェームス・イハ
09、エデンの園 (Album mix)
作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音
編曲:鈴木惣一朗、橋本和昌
10、キルト
演奏
湯川潮音(ヴォーカル、クラシックギター)
鈴木惣一朗(ドラム、パーカッション)
青梅拓次(クラシックギター、マンドリン)
James Iha(ギター、キーボード)
ジェームス・イハ
Kevin March(ドラム)
ケビン・マーチ
Adam Schlesinger(ベース、キーボード)
アダム・シュレシンジャー
伊賀 航(ウッドベース)
影山敏彦(クラシック&エレクトリックギター)
吉野友加(アイリッシュハープ、チェレスタ)
藤原マヒト(ウーリッツァー、ピアノ、チェレスタ、アコーディオン、オルガン)
ヤマカミヒトミ(フルート)
田村玄一(スティールパン)
中島久美(ヴァイオリン、ヴィオラ)
末永千湖(ヴァイオリン)
山本哲也(ストリングスアレンジ)
Produced by 鈴木惣一朗
Mixed by Kazuyuki Matsumura a.k.a.ZAK
演奏時間
47:39
録音
aLIVE RECORDING STUDIO 、AVACO CREATIVE STUDIO、rad 2000 studio、
STRATOSPHERE SOUND, NYC、HeartBeat.RECORDING STUDIO
TOSHIBA EMI / Capitol Rocords TOCT-25889 (初回限定 : 紙ジャケット仕様)
2006年01月25日
どこまでも美しく、独創的な牧歌世界を展開する湯川潮音氏のメジャー1作目。
カーラ・ディロン氏のアイリッシュ・フォークがあんまり心地よいもんだから、こんどは日本のフォークが聴きたくなってきた。
秋から冬へと季節が向かっているこの時期、心にあたたかなぬくもりを伝えてくれる音楽、湯川潮音氏のメジャー・デビュー作『湯川潮音』(2006年)を持ち出した。
聴き始めてすぐに、もうすっかり、不思議な安心感に包まれる歌声に魅了される。ソプラノの美声とか云った感じじゃあなくても、甘く優しい響きは間違いなく美しい。
もしかしたら、どこかで聴いた懐かしい天使の歌声。片田舎の。
独特な詞の表現は、ちょっとした混乱を生むかもしれないけれど、秘めた熱情が溢れ始める。ゆったりとした時の流れの中で、迷いなく、心のひだが言葉を紡いでゆく。
この、おとぎ話のような牧歌世界。次第に姿をあらわす、人のあたたかみに満ちた理想郷。
気がつくと、まるで魔法にかけられたように音楽に身をまかせている。
目には見えないけれど、" 想い " は確かにここにある。そんな世界を豊かに表現する湯川潮音氏の歌が素晴らしく魅力的に感じられた。
骨太なサウンドがカッコよかったりして、どの曲も存在感がある。そんな中で気に入ったのはアイリッシュハープの響きが美しい『 鏡の中の絵描き 』。遊佐未森氏の『淡雪』(2012年)にも参加している吉野友加氏が奏でるハープの旋律が、歌に鮮やかな色彩を与え、聴いていると新鮮な気持ちになってゆく。
湯川潮音
作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音
編曲:鈴木惣一朗
01、渡り鳥の3つのトラッド
作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音
編曲:鈴木惣一朗
02、鏡の中の絵描き
作詞:湯川潮音
作曲:岸田繁
編曲:鈴木惣一朗
03、裸の王様 (Album mix)
作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音
編曲:鈴木惣一朗
04、HARLEM
作詞:湯川潮音
作曲:ジェームス・イハ、湯川潮音
編曲:ジェームス・イハ
05、蝋燭を灯して (Album mix)
作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音
編曲:鈴木惣一朗
06、聖堂の隅で
作詞:湯川潮音
作曲:永積タカシ
編曲:鈴木惣一朗
07、緑のアーチ (Album mix)
作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音
編曲:鈴木惣一朗
08、海の上のパイロット
作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音
編曲:ジェームス・イハ
09、エデンの園 (Album mix)
作詞:湯川潮音
作曲:湯川潮音
編曲:鈴木惣一朗、橋本和昌
10、キルト
演奏
湯川潮音(ヴォーカル、クラシックギター)
鈴木惣一朗(ドラム、パーカッション)
青梅拓次(クラシックギター、マンドリン)
James Iha(ギター、キーボード)
ジェームス・イハ
Kevin March(ドラム)
ケビン・マーチ
Adam Schlesinger(ベース、キーボード)
アダム・シュレシンジャー
伊賀 航(ウッドベース)
影山敏彦(クラシック&エレクトリックギター)
吉野友加(アイリッシュハープ、チェレスタ)
藤原マヒト(ウーリッツァー、ピアノ、チェレスタ、アコーディオン、オルガン)
ヤマカミヒトミ(フルート)
田村玄一(スティールパン)
中島久美(ヴァイオリン、ヴィオラ)
末永千湖(ヴァイオリン)
山本哲也(ストリングスアレンジ)
Produced by 鈴木惣一朗
Mixed by Kazuyuki Matsumura a.k.a.ZAK
演奏時間
47:39
録音
aLIVE RECORDING STUDIO 、AVACO CREATIVE STUDIO、rad 2000 studio、
STRATOSPHERE SOUND, NYC、HeartBeat.RECORDING STUDIO
TOSHIBA EMI / Capitol Rocords TOCT-25889 (初回限定 : 紙ジャケット仕様)
2006年01月25日
カーラ・ディロン氏のアイリッシュ・フォークがあんまり心地よいもんだから、こんどは日本のフォークが聴きたくなってきた。
秋から冬へと季節が向かっているこの時期、心にあたたかなぬくもりを伝えてくれる音楽、湯川潮音氏のメジャー・デビュー作『湯川潮音』(2006年)を持ち出した。
聴き始めてすぐに、もうすっかり、不思議な安心感に包まれる歌声に魅了される。ソプラノの美声とか云った感じじゃあなくても、甘く優しい響きは間違いなく美しい。
もしかしたら、どこかで聴いた懐かしい天使の歌声。片田舎の。
独特な詞の表現は、ちょっとした混乱を生むかもしれないけれど、秘めた熱情が溢れ始める。ゆったりとした時の流れの中で、迷いなく、心のひだが言葉を紡いでゆく。
この、おとぎ話のような牧歌世界。次第に姿をあらわす、人のあたたかみに満ちた理想郷。
気がつくと、まるで魔法にかけられたように音楽に身をまかせている。
目には見えないけれど、" 想い " は確かにここにある。そんな世界を豊かに表現する湯川潮音氏の歌が素晴らしく魅力的に感じられた。
骨太なサウンドがカッコよかったりして、どの曲も存在感がある。そんな中で気に入ったのはアイリッシュハープの響きが美しい『 鏡の中の絵描き 』。遊佐未森氏の『淡雪』(2012年)にも参加している吉野友加氏が奏でるハープの旋律が、歌に鮮やかな色彩を与え、聴いていると新鮮な気持ちになってゆく。
2015年11月1日日曜日
遊佐未森『 Bougainvillea 』
遊佐未森
Bougainvillea
ブーゲンビリア
作曲:遊佐未森、外間隆史
編曲:外間隆史、阿部尚徳
01、箱根
作詞:遊佐未森
作曲:高木正勝
編曲:外間隆史、阿部尚徳
02、light song
作詞・作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、阿部尚徳
03、ブーゲンビリア
作詞・作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、阿部尚徳
04、流線
作詞・作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、阿部尚徳
05、blue heaven
作詞・作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、阿部尚徳
06、桃色の雲は
作詞・作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、阿部尚徳
07、花林糖
作詞・作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、阿部尚徳
08、Daisy / Daisy
作詞・作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、阿部尚徳
09、ユングフラウ (Schwarze Katze Version)
作詞・作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、阿部尚徳
10、彼方
演奏
遊佐未森(ヴォックス、バッキングヴォーカル、アコースティックピアノ、マウンテンダルシマー)
外間隆史(キーボード)
小松茂(ドラム)
西海孝( クロマティックハープ、バンジョー、ドブロ マンドリン、フラットマンドリン、エレクトリックギター)
楠均(ドラム、パーカッション)
鹿島達也(ウッドベース)
松岡モトキ(エレクトリックギター)
小山晃一(エレクトリックベース)
小野塚晃(アコースティックピアノ)
阿部浩二(アコースティックギター)
Koo(フリューゲルホルン)
松田文(アコースティック&エレクトリックギター)
プロデュース:遊佐未森
コ・プロデュース:外間隆史
演奏時間
50:07
録音
Studio WALK, Landmark Studio, Victor Studio, Studio TERRA
東芝EMI TOCT-25093
2003年08月20日
もうあなたしか見えない 〜いとしさの陰は幻。牧歌的な愛の歌紀行。
遊佐未森氏の15枚目のアルバム。
本でも映画でも、そして音楽でも、私小説っぽい作品のほうが、グッとくる。やっぱり、見ちゃあいけないものを見ている感覚が、面白いのかもしれない。あたたかな人間味を感じさせる。
日記みたいに綴られた、膨らみ続ける恋心。
どこに行っても、何を見ても、心に浮かんでくる、” あなた ”への想い。
きわめて牧歌的な歌世界に浸る。静かな幻想、美しい寂しさ。純粋すぎず、甘すぎない。いとしさの行方。
いつのまにか、恋する気持ちに、共感していたりする。
この作品『 ブーゲンビリア 』。ささやかな物語たち。
なかでも、遊佐未森 氏流のシューゲイザーとも云える「桃色の雲は」。妙に、ほのぼのした耽美な抒情。透き通る甘美な歌声。ひろがる写実的描写。これがとても心地いい。
夕日に染まる、桃色の雲。恋の不安も、未来への憧憬と変わる。
あるいは悲恋かもしれない、ありがちな恋の物語。あなたの闇にも光は必ず届くはず。その淡い夢の歌は、ゆっくりと心に響いてゆく。
Bougainvillea
ブーゲンビリア
作曲:遊佐未森、外間隆史
編曲:外間隆史、阿部尚徳
01、箱根
作詞:遊佐未森
作曲:高木正勝
編曲:外間隆史、阿部尚徳
02、light song
作詞・作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、阿部尚徳
03、ブーゲンビリア
作詞・作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、阿部尚徳
04、流線
作詞・作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、阿部尚徳
05、blue heaven
作詞・作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、阿部尚徳
06、桃色の雲は
作詞・作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、阿部尚徳
07、花林糖
作詞・作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、阿部尚徳
08、Daisy / Daisy
作詞・作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、阿部尚徳
09、ユングフラウ (Schwarze Katze Version)
作詞・作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、阿部尚徳
10、彼方
演奏
遊佐未森(ヴォックス、バッキングヴォーカル、アコースティックピアノ、マウンテンダルシマー)
外間隆史(キーボード)
小松茂(ドラム)
西海孝( クロマティックハープ、バンジョー、ドブロ マンドリン、フラットマンドリン、エレクトリックギター)
楠均(ドラム、パーカッション)
鹿島達也(ウッドベース)
松岡モトキ(エレクトリックギター)
小山晃一(エレクトリックベース)
小野塚晃(アコースティックピアノ)
阿部浩二(アコースティックギター)
Koo(フリューゲルホルン)
松田文(アコースティック&エレクトリックギター)
プロデュース:遊佐未森
コ・プロデュース:外間隆史
演奏時間
50:07
録音
Studio WALK, Landmark Studio, Victor Studio, Studio TERRA
東芝EMI TOCT-25093
2003年08月20日
もうあなたしか見えない 〜いとしさの陰は幻。牧歌的な愛の歌紀行。
遊佐未森氏の15枚目のアルバム。
本でも映画でも、そして音楽でも、私小説っぽい作品のほうが、グッとくる。やっぱり、見ちゃあいけないものを見ている感覚が、面白いのかもしれない。あたたかな人間味を感じさせる。
日記みたいに綴られた、膨らみ続ける恋心。
どこに行っても、何を見ても、心に浮かんでくる、” あなた ”への想い。
きわめて牧歌的な歌世界に浸る。静かな幻想、美しい寂しさ。純粋すぎず、甘すぎない。いとしさの行方。
いつのまにか、恋する気持ちに、共感していたりする。
この作品『 ブーゲンビリア 』。ささやかな物語たち。
なかでも、遊佐未森 氏流のシューゲイザーとも云える「桃色の雲は」。妙に、ほのぼのした耽美な抒情。透き通る甘美な歌声。ひろがる写実的描写。これがとても心地いい。
夕日に染まる、桃色の雲。恋の不安も、未来への憧憬と変わる。
あるいは悲恋かもしれない、ありがちな恋の物語。あなたの闇にも光は必ず届くはず。その淡い夢の歌は、ゆっくりと心に響いてゆく。
2015年10月10日土曜日
遊佐未森『淡雪』
遊佐未森
淡雪
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:渡辺 等
01、欅 ~光りの射す道で~
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:渡辺 等
02、Snow Rose
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:渡辺 等
03、花と夢
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:渡辺 等
04、poetry days
作詞:遊佐未森
作曲:鴨宮 諒
編曲:渡辺 等
05、カラフル!
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:渡辺 等
06、銀河に恋するプラネタリウム
作詞:佐伯孝夫(1902 - 1981)
作曲:吉田 正(1921 - 1998)
編曲:渡辺 等
07、いつでも夢を
作曲:遊佐未森
編曲:渡辺 等
08、アアルトの曲線
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:渡辺 等
09、桜、 君思う
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:遊佐未森、渡辺シュンスケ
10、Lily of the Valley
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:渡辺 等
11、風の自転車
演奏
遊佐未森(ヴォックス、ピアノ、ベル)
佐野康夫(ドラムス)
渡辺 等(チェロ、ウクレレ、ギター、ベース、パーカッション、プログラミング)
今堀恒雄(ギター)
渡辺シュンスケ(キーボード)
楠 均(ドラムス、パーカッション)
西海 孝(ギター)
近藤研二(ギター)
影山敏彦(ギター)
吉野友加(アイリッシュハープ)
ゲスト
壇れい(ヴォーカル)
ミックス、マスタリング:Carl Malcolm
カール・マルコム
演奏時間
48:05
プロデュース:遊佐未森
サウンドプロデュース:渡辺 等
ヤマハミュージックコミュニケーションズ YCCW-10167
2012年01月18日
恐れに満ちた闇の中に輝く、夢と希望の光溢れる音世界。
遊佐未森氏のオリジナルとしては18枚目のアルバム。
古楽声楽曲の蒐集はやめられない。車内で聴こうとCDは用意してある。
でも、ふと、マイブームとも云える遊佐未森氏の音楽、その最新 (2015現在) のアルバムを聴いてみようと思い立った。
発売から3年ほど経って、この『 淡雪 』を手に入れたわけだ。
アルバムの紹介文に、3.11 云々とあるもんだから避けてしまったのかも知れない。
まず、飾らない言葉で憶いが綴られる『 欅(ケヤキ) ~光りの射す道で~ 』から始まる。
遊佐未森氏の、ある種の決意とも云える気持ちを表した歌に、思わず感動してしまう。
詞は語り調に進んでゆくのだけれど、そのあたたかい世界は広がりをみせ、次々と押し寄せる甘い旋律に涙が出そうにもなる。
彼女が自身のことをハッキリと歌った曲は、今までなかった気がする。こんなのを聴かされれば、心に響かないはずがない。もう1曲目で十分に満足。
ちょっとばかり悲しげでも、希望の光に満ちた音世界。その余韻は、『 Snow Rose 』、『 花と夢 』まで続く。
聴き進むと、少し雰囲気が変わって、ほのぼのした日常を切り取った、私小説的な夢想世界が展開してゆく。とぼけた味わいの愛らしい曲、疾走感溢れるポップな曲なんかもある。
幸福を感じる音楽。これがなかなか心地よい。
もうすっかり、『 桜、 君思う 』なんかは、ロマンチックな歌曲である。意識を超え広がる詞の世界と力強い旋律が織り成す、自然のやさしさに包まれた輪廻の歌は、悲しみを乗り越え美しく永遠に響く。
伸びやかな音楽が展開される、終曲『 風の自転車 』がこれまたいい。あたたかな陽射しの喜びを感じさせる歌声に、いつのまにか癒され涙していた。
” なぁんだ、もっとはやく買えばよかった。このアルバム、今までで一番好きかも " なんて思ったりもする。
ついでに、『Forest Notes-concert with tree-』(1990年)も購入。
再発DVD版 MHBL-107(2008年)
<内容>
森の中で開かれる遊佐未森&ソラミミ楽団の演奏会。
自然に抱かれ、神秘的な雰囲気漂う音楽が美しく響き渡る。
確かに聞こえるメロディーに誘われ、夢と現実が絡み合う不思議な世界に迷い込んでゆく。
それぞれのメンバーがなりきって演じている姿が、ほのぼのしていて癒される。楽器「ハルモニオデオン」も登場したりして、楽しく想像力豊かな映像作品。
衣装のイメージから幼稚に思えてしまうのなら、音楽劇みたいなものとして観ればいいかもしれない。いろんな見方ができるほどに完成度が高くて、すっかり魅了されてしまう。
淡雪
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:渡辺 等
01、欅 ~光りの射す道で~
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:渡辺 等
02、Snow Rose
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:渡辺 等
03、花と夢
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:渡辺 等
04、poetry days
作詞:遊佐未森
作曲:鴨宮 諒
編曲:渡辺 等
05、カラフル!
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:渡辺 等
06、銀河に恋するプラネタリウム
作詞:佐伯孝夫(1902 - 1981)
作曲:吉田 正(1921 - 1998)
編曲:渡辺 等
07、いつでも夢を
作曲:遊佐未森
編曲:渡辺 等
08、アアルトの曲線
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:渡辺 等
09、桜、 君思う
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:遊佐未森、渡辺シュンスケ
10、Lily of the Valley
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:渡辺 等
11、風の自転車
演奏
遊佐未森(ヴォックス、ピアノ、ベル)
佐野康夫(ドラムス)
渡辺 等(チェロ、ウクレレ、ギター、ベース、パーカッション、プログラミング)
今堀恒雄(ギター)
渡辺シュンスケ(キーボード)
楠 均(ドラムス、パーカッション)
西海 孝(ギター)
近藤研二(ギター)
影山敏彦(ギター)
吉野友加(アイリッシュハープ)
ゲスト
壇れい(ヴォーカル)
ミックス、マスタリング:Carl Malcolm
カール・マルコム
演奏時間
48:05
プロデュース:遊佐未森
サウンドプロデュース:渡辺 等
ヤマハミュージックコミュニケーションズ YCCW-10167
2012年01月18日
恐れに満ちた闇の中に輝く、夢と希望の光溢れる音世界。
遊佐未森氏のオリジナルとしては18枚目のアルバム。
古楽声楽曲の蒐集はやめられない。車内で聴こうとCDは用意してある。
でも、ふと、マイブームとも云える遊佐未森氏の音楽、その最新 (2015現在) のアルバムを聴いてみようと思い立った。
発売から3年ほど経って、この『 淡雪 』を手に入れたわけだ。
アルバムの紹介文に、3.11 云々とあるもんだから避けてしまったのかも知れない。
まず、飾らない言葉で憶いが綴られる『 欅(ケヤキ) ~光りの射す道で~ 』から始まる。
遊佐未森氏の、ある種の決意とも云える気持ちを表した歌に、思わず感動してしまう。
詞は語り調に進んでゆくのだけれど、そのあたたかい世界は広がりをみせ、次々と押し寄せる甘い旋律に涙が出そうにもなる。
彼女が自身のことをハッキリと歌った曲は、今までなかった気がする。こんなのを聴かされれば、心に響かないはずがない。もう1曲目で十分に満足。
ちょっとばかり悲しげでも、希望の光に満ちた音世界。その余韻は、『 Snow Rose 』、『 花と夢 』まで続く。
聴き進むと、少し雰囲気が変わって、ほのぼのした日常を切り取った、私小説的な夢想世界が展開してゆく。とぼけた味わいの愛らしい曲、疾走感溢れるポップな曲なんかもある。
幸福を感じる音楽。これがなかなか心地よい。
もうすっかり、『 桜、 君思う 』なんかは、ロマンチックな歌曲である。意識を超え広がる詞の世界と力強い旋律が織り成す、自然のやさしさに包まれた輪廻の歌は、悲しみを乗り越え美しく永遠に響く。
伸びやかな音楽が展開される、終曲『 風の自転車 』がこれまたいい。あたたかな陽射しの喜びを感じさせる歌声に、いつのまにか癒され涙していた。
” なぁんだ、もっとはやく買えばよかった。このアルバム、今までで一番好きかも " なんて思ったりもする。
再発DVD版 MHBL-107(2008年)
<内容>
森の中で開かれる遊佐未森&ソラミミ楽団の演奏会。
自然に抱かれ、神秘的な雰囲気漂う音楽が美しく響き渡る。
確かに聞こえるメロディーに誘われ、夢と現実が絡み合う不思議な世界に迷い込んでゆく。
それぞれのメンバーがなりきって演じている姿が、ほのぼのしていて癒される。楽器「ハルモニオデオン」も登場したりして、楽しく想像力豊かな映像作品。
衣装のイメージから幼稚に思えてしまうのなら、音楽劇みたいなものとして観ればいいかもしれない。いろんな見方ができるほどに完成度が高くて、すっかり魅了されてしまう。
2015年10月4日日曜日
遊佐未森『空耳の丘』
遊佐未森
MIMORI YUSA
空耳の丘
SORAMIMI ON THE HILL
作曲・外間隆史
編曲:外間隆史、遠山淳
01、空耳の丘
作詞・作曲:外間隆史
編曲:外間隆史・遠山淳
02、窓を開けた時
作詞・作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、遠山淳
03、風の吹く丘
作詞・作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、遠山淳
04、旅人
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、遠山淳
05、星屑の停留所(プラッツ)
作詞・作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、遠山淳
06、川
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、遠山淳
07、地図をください
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、遠山淳
08、日曜日
作詞:工藤順子
作曲・成田忍
編曲:外間隆史、遠山淳
09、ひまわり[Napraforgo]
作詞・作曲:太田裕美
編曲:外間隆史、遠山淳
10、夢のひと
作詞:工藤順子
作曲・遊佐未森
編曲:外間隆史、遠山淳
11、Run in the Rain
作曲・外間隆史
編曲:外間隆史・遠山淳
12、空耳の丘(Reprise)
演奏
遊佐未森 (ヴォーカル、コーラス、キーボード、マリンバ、リコーダー)
遠山淳 (コンピュータ、シンセサイザー・プログラミング)
青山純 (ドラム、パーカッション)
渡辺等 (ベース、マンドリン)
成田忍 (ギター)
古賀森男 (ギター)
沖山優司 (ベース)
鶴来正基 (ピアノ)
外間隆史 (シンセサイザー)
鈴木厚志 (ピアノ)
清水一登 (クラリネット)
橋本仁 (ケーナ)
斎藤ネコ (ストリングス)
演奏時間
48:07
録音
STUDIO FARM、一口坂STUDIO
Mixed at Westside Studios (London)
プロデュース:福岡知彦、外間隆史
EPIC/SONY RECORDS 32・8H-5079 (廃盤)
1989年04月07日 (Originally released in 1988年10月21日)
おとぎばなしの世界を音楽で表したような、夢溢れる精緻な音物語。
デビュー・アルバム『 瞳水晶』(1988年4月1日)から約半年後に発売された、2枚目の作品。
倉庫の整理を始めてから、遥か昔に忘れ、まったく聴かなくなってしまったCDの山の中から、その時々の気分で選び、楽しんでいる。
久しぶりに聴いてみると、意外と元気な曲が多いなとか、スローな曲『 川 』や『 夢のひと 』なんかは歌曲みたいだなとか、あれこれと思い浮かぶ。
遊佐未森氏が作詞、作曲を手掛ける『 川 』の素朴な味わいは貴重。こんな曲はもう書けないだろう。無垢の歌 。ウィリアム・ プレイクの詩みたいに、小さな幸福感に包まれる。
『 空耳の丘 』と云うタイトルのもと、10の歌がそれぞれの世界として広がり展開してゆく。
” 君 "と ” 僕 ” を中心とした、特別な何かを探し求める旅の物語となっているけれど、やっぱり、どこか夢想的。日常と非日常が曖昧に入り混じっているし、” 君 "と云う存在自体、時には” 僕 ” が創り出した幻のように希薄になったりもする。遠い少年の日の憧憬。
無駄に洗練されてカッコつけたファンタジーではなくて、優しくほのぼのした叙情に満ちている。これが、なかなか心地いい。
外間隆史氏の童話が付された初期の3作品、『 空耳の丘 』(1988)、『 ハルモニオデオン 』(1989)、『 HOPE 』(1990)には、時が流れても色褪せない力がある。
これは、楽曲やボーイソプラノのような遊佐未森氏の歌声の魅力は当然としても、ちょっとばかり風変わりな音世界を緻密に表現する、バックミュージシャンの技量が、圧倒的に高いからだろう。
なかでも、ドラマーの青山純氏(1957 - 2013)の迷いのない演奏は素晴らしい。
ソラミミ3部作と云われる、『 空耳の丘 』、『 ハルモニオデオン 』、『 HOPE 』。
なんだか、とても気になって映像作品を購入。『 mimo-real songs( 2014年06月25日発売)』+『 ササノハ オトノハ~七夕夢一夜~(2007年11月07日発売)』。
幸せに満ちた音楽に心温まる。
ずいぶんと大人の雰囲気になっているけれど、変わらない歌の魅力。
小編成の演奏をバックに歌い、リラックスした親密な雰囲気で進んでゆく『 ササノハ オトノハ~七夕夢一夜~ 』もいいけれど、入念に準備され、豪華なメンバーによる冴えた演奏と、遊佐未森氏の真摯な歌唱が展開される『 mimo-real songs 』はさらにいい。
MIMORI YUSA
空耳の丘
SORAMIMI ON THE HILL
作曲・外間隆史
編曲:外間隆史、遠山淳
01、空耳の丘
作詞・作曲:外間隆史
編曲:外間隆史・遠山淳
02、窓を開けた時
作詞・作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、遠山淳
03、風の吹く丘
作詞・作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、遠山淳
04、旅人
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、遠山淳
05、星屑の停留所(プラッツ)
作詞・作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、遠山淳
06、川
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、遠山淳
07、地図をください
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、遠山淳
08、日曜日
作詞:工藤順子
作曲・成田忍
編曲:外間隆史、遠山淳
09、ひまわり[Napraforgo]
作詞・作曲:太田裕美
編曲:外間隆史、遠山淳
10、夢のひと
作詞:工藤順子
作曲・遊佐未森
編曲:外間隆史、遠山淳
11、Run in the Rain
作曲・外間隆史
編曲:外間隆史・遠山淳
12、空耳の丘(Reprise)
演奏
遊佐未森 (ヴォーカル、コーラス、キーボード、マリンバ、リコーダー)
遠山淳 (コンピュータ、シンセサイザー・プログラミング)
青山純 (ドラム、パーカッション)
渡辺等 (ベース、マンドリン)
成田忍 (ギター)
古賀森男 (ギター)
沖山優司 (ベース)
鶴来正基 (ピアノ)
外間隆史 (シンセサイザー)
鈴木厚志 (ピアノ)
清水一登 (クラリネット)
橋本仁 (ケーナ)
斎藤ネコ (ストリングス)
演奏時間
48:07
録音
STUDIO FARM、一口坂STUDIO
Mixed at Westside Studios (London)
プロデュース:福岡知彦、外間隆史
EPIC/SONY RECORDS 32・8H-5079 (廃盤)
1989年04月07日 (Originally released in 1988年10月21日)
デビュー・アルバム『 瞳水晶』(1988年4月1日)から約半年後に発売された、2枚目の作品。
倉庫の整理を始めてから、遥か昔に忘れ、まったく聴かなくなってしまったCDの山の中から、その時々の気分で選び、楽しんでいる。
久しぶりに聴いてみると、意外と元気な曲が多いなとか、スローな曲『 川 』や『 夢のひと 』なんかは歌曲みたいだなとか、あれこれと思い浮かぶ。
遊佐未森氏が作詞、作曲を手掛ける『 川 』の素朴な味わいは貴重。こんな曲はもう書けないだろう。無垢の歌 。ウィリアム・ プレイクの詩みたいに、小さな幸福感に包まれる。
『 空耳の丘 』と云うタイトルのもと、10の歌がそれぞれの世界として広がり展開してゆく。
” 君 "と ” 僕 ” を中心とした、特別な何かを探し求める旅の物語となっているけれど、やっぱり、どこか夢想的。日常と非日常が曖昧に入り混じっているし、” 君 "と云う存在自体、時には” 僕 ” が創り出した幻のように希薄になったりもする。遠い少年の日の憧憬。
無駄に洗練されてカッコつけたファンタジーではなくて、優しくほのぼのした叙情に満ちている。これが、なかなか心地いい。
外間隆史氏の童話が付された初期の3作品、『 空耳の丘 』(1988)、『 ハルモニオデオン 』(1989)、『 HOPE 』(1990)には、時が流れても色褪せない力がある。
これは、楽曲やボーイソプラノのような遊佐未森氏の歌声の魅力は当然としても、ちょっとばかり風変わりな音世界を緻密に表現する、バックミュージシャンの技量が、圧倒的に高いからだろう。
なかでも、ドラマーの青山純氏(1957 - 2013)の迷いのない演奏は素晴らしい。
ソラミミ3部作と云われる、『 空耳の丘 』、『 ハルモニオデオン 』、『 HOPE 』。
なんだか、とても気になって映像作品を購入。『 mimo-real songs( 2014年06月25日発売)』+『 ササノハ オトノハ~七夕夢一夜~(2007年11月07日発売)』。
幸せに満ちた音楽に心温まる。
ずいぶんと大人の雰囲気になっているけれど、変わらない歌の魅力。
小編成の演奏をバックに歌い、リラックスした親密な雰囲気で進んでゆく『 ササノハ オトノハ~七夕夢一夜~ 』もいいけれど、入念に準備され、豪華なメンバーによる冴えた演奏と、遊佐未森氏の真摯な歌唱が展開される『 mimo-real songs 』はさらにいい。
2015年9月27日日曜日
遊佐未森 『 Hope 』
遊佐未森
MIMORI YUSA
Hope
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
01、Forest Notes
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
02、雨あがりの観覧車
作詞:井上妙
作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、中原信雄
03、いつの日も
作詞:工藤順子
作曲:中原信雄
編曲:外間隆史、中原信雄
04、雪溶けの前に
作曲:外間隆史、中原信雄、遊佐未森
編曲:外間隆史、中原信雄
05、Holiday Of Planet Earth
作詞:井上妙
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
06、夢をみた
作詞:工藤順子
作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、中原信雄
07、午前10時午後3時
作詞:遊佐未森
作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、中原信雄
08、君のてのひらから
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
09、夏草の線路
作詞:外間隆史、Philip Judd
作曲:Philip Judd
編曲:Philip Judd、外間隆史、中原信雄
10、Echo Of Hope
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
11、野の花
演奏
遊佐未森 (ヴォックス、バッキングヴォーカル)
青山純 (ドラムス、パーカッション)
鶴来正基 (キーボード、ピアノ、オルガン)
佐橋佳幸 (ギター)
外間隆史 (シンセサイザ、シンセパーカッション、ヴォイス)
中原信雄 (ベース、キーボード、フラットマンドリン)
松岡基樹 (ギター )
松岡裕雅 (オーボエ)
高桑英世 (フルート、ピッコロ)
古賀森男 (ギター)
矢口博康 (サックス)
土岐幸男 (コンピューター&シンセサイザプログラミング)
梅崎俊春 (コンピューター&シンセサイザプログラミング)
Noel Crombie (ドラムス)
ノエル・クロンビー
Nigel Griggs (ベース)
ナイジェル・グリッグス
Philip Judd (ギター、バッキングヴォーカル)
フィリップ・ジャッド
Eddie Rayner (キーボード、シンセパーカッション)
エディ・レイナー
Tim Finn (バッキングヴォーカル)
ティム・フィン
Michael den Elzen (ギター)
演奏時間
57:23
録音
CBS/SONY 信濃町STUDIO、STUDIO FARM、AOI STUDIO、STUDIO PENINSULA、一口坂STUDIO、
PLATIUM STUDIOS(Melbourne)、METROPOLIS STUDIOS(Melbourne)
プロデュース:外間隆史、福岡知彦
EPIC/SONY RECORDS ESCB-1093 (廃盤)
1990年9月21日
『 空耳の丘 』(1988)から始まった、時を超え存在する懐かしく甘美な音世界。ソラミミ三部作の最終作。遊佐未森氏の通算4枚目の作品。
久しぶりに聴いてみると、妙に気恥ずかしい気分。
あまりにも純粋すぎる歌が、強烈な郷愁を呼び覚ます。でも、だんだんと慣れてきて、気楽に楽しめるようになってゆく。
それにしても、一曲目『 Forest Notes 』から、高揚を誘うリズムと甘いメロディーが曲に浮遊感を与えていて、気分がいい。
サウンドには、どこか耽美ロックやプログレっぽい雰囲気もあるから、力強さも感じられる。そのバランスはおかしな塩梅でも、けっして軟弱なアイドル歌謡みたいじゃあない。
この『 Hope 』と云う作品。遊佐未森氏が歌う世界は、のんびりしていて夢想的なんだけど、少し大人びてきている。幼く感じられる歌唱にも、どこか表現者としての自信が見え隠れする。より自然となった優しい歌声は、澄み渡り、その響きは甘く美しい。
みずみずしく表現された詞のなかの ” 僕 ” は、埋もれていた幼い記憶に、明日への光を見つけてゆく。
ソラミミの三作のうち、『 ハルモニオデオン 』が好きだけど、独特の研ぎ澄まされた旋律が魅力的な『 Hope 』が最高傑作かも知れない。終曲『 野の花 』まで飽きさせず、世情なんか忘れて、すっかり作品の世界に引き込まれてしまう。
せっかくなので、DVDを購入。
『 Hope 』の世界を映像で表現した作品『 Picture HOPE-Holiday Of Planet Earth 』(1991年2月21日発売)。 DVD版 MHBL-108 (2008年10月22日再発売)。
< あらすじ >
〜 ハーブをうえて ハープをかなで ホープをかたり ホームにかえる
地球のどこかに住む少年の平穏な休日と、牧歌的幻想溢れる歌の世界とが、平行世界に存在するかのように描かれる、小さな幸せ物語。
無意識にふたつの世界は交錯し合い、夢はカタチを変え現実となり、少年の心は新たな希望に満ちてゆく。
内容は、遊佐未森氏が演じる少年の物語に『 夢を見た 』、『 君のてのひらから 』、『 野の花 』のミュージックビデオ、そして『 Hikari 』のダンスパフォーマンスを挿入したものなんだけれど、これが短編映画のようによくできている。
29分間のほのぼのとした幸福感がうれしい。
MIMORI YUSA
Hope
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
01、Forest Notes
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
02、雨あがりの観覧車
作詞:井上妙
作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、中原信雄
03、いつの日も
作詞:工藤順子
作曲:中原信雄
編曲:外間隆史、中原信雄
04、雪溶けの前に
作曲:外間隆史、中原信雄、遊佐未森
編曲:外間隆史、中原信雄
05、Holiday Of Planet Earth
作詞:井上妙
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
06、夢をみた
作詞:工藤順子
作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、中原信雄
07、午前10時午後3時
作詞:遊佐未森
作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、中原信雄
08、君のてのひらから
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
09、夏草の線路
作詞:外間隆史、Philip Judd
作曲:Philip Judd
編曲:Philip Judd、外間隆史、中原信雄
10、Echo Of Hope
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
11、野の花
演奏
遊佐未森 (ヴォックス、バッキングヴォーカル)
青山純 (ドラムス、パーカッション)
鶴来正基 (キーボード、ピアノ、オルガン)
佐橋佳幸 (ギター)
外間隆史 (シンセサイザ、シンセパーカッション、ヴォイス)
中原信雄 (ベース、キーボード、フラットマンドリン)
松岡基樹 (ギター )
松岡裕雅 (オーボエ)
高桑英世 (フルート、ピッコロ)
古賀森男 (ギター)
矢口博康 (サックス)
土岐幸男 (コンピューター&シンセサイザプログラミング)
梅崎俊春 (コンピューター&シンセサイザプログラミング)
Noel Crombie (ドラムス)
ノエル・クロンビー
Nigel Griggs (ベース)
ナイジェル・グリッグス
Philip Judd (ギター、バッキングヴォーカル)
フィリップ・ジャッド
Eddie Rayner (キーボード、シンセパーカッション)
エディ・レイナー
Tim Finn (バッキングヴォーカル)
ティム・フィン
Michael den Elzen (ギター)
演奏時間
57:23
録音
CBS/SONY 信濃町STUDIO、STUDIO FARM、AOI STUDIO、STUDIO PENINSULA、一口坂STUDIO、
PLATIUM STUDIOS(Melbourne)、METROPOLIS STUDIOS(Melbourne)
プロデュース:外間隆史、福岡知彦
EPIC/SONY RECORDS ESCB-1093 (廃盤)
1990年9月21日
『 空耳の丘 』(1988)から始まった、時を超え存在する懐かしく甘美な音世界。ソラミミ三部作の最終作。遊佐未森氏の通算4枚目の作品。
久しぶりに聴いてみると、妙に気恥ずかしい気分。
あまりにも純粋すぎる歌が、強烈な郷愁を呼び覚ます。でも、だんだんと慣れてきて、気楽に楽しめるようになってゆく。
それにしても、一曲目『 Forest Notes 』から、高揚を誘うリズムと甘いメロディーが曲に浮遊感を与えていて、気分がいい。
サウンドには、どこか耽美ロックやプログレっぽい雰囲気もあるから、力強さも感じられる。そのバランスはおかしな塩梅でも、けっして軟弱なアイドル歌謡みたいじゃあない。
この『 Hope 』と云う作品。遊佐未森氏が歌う世界は、のんびりしていて夢想的なんだけど、少し大人びてきている。幼く感じられる歌唱にも、どこか表現者としての自信が見え隠れする。より自然となった優しい歌声は、澄み渡り、その響きは甘く美しい。
みずみずしく表現された詞のなかの ” 僕 ” は、埋もれていた幼い記憶に、明日への光を見つけてゆく。
ソラミミの三作のうち、『 ハルモニオデオン 』が好きだけど、独特の研ぎ澄まされた旋律が魅力的な『 Hope 』が最高傑作かも知れない。終曲『 野の花 』まで飽きさせず、世情なんか忘れて、すっかり作品の世界に引き込まれてしまう。
せっかくなので、DVDを購入。
『 Hope 』の世界を映像で表現した作品『 Picture HOPE-Holiday Of Planet Earth 』(1991年2月21日発売)。 DVD版 MHBL-108 (2008年10月22日再発売)。
< あらすじ >
〜 ハーブをうえて ハープをかなで ホープをかたり ホームにかえる
地球のどこかに住む少年の平穏な休日と、牧歌的幻想溢れる歌の世界とが、平行世界に存在するかのように描かれる、小さな幸せ物語。
無意識にふたつの世界は交錯し合い、夢はカタチを変え現実となり、少年の心は新たな希望に満ちてゆく。
内容は、遊佐未森氏が演じる少年の物語に『 夢を見た 』、『 君のてのひらから 』、『 野の花 』のミュージックビデオ、そして『 Hikari 』のダンスパフォーマンスを挿入したものなんだけれど、これが短編映画のようによくできている。
29分間のほのぼのとした幸福感がうれしい。
2015年6月28日日曜日
遊佐未森 『 ハルモニオデオン 』
遊佐未森
ハルモニオデオン
作詞:工藤 順子
作曲:外間 隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
01、暮れてゆく空は
作詞:工藤 順子
作曲:外間 隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
02、ふたりの記憶 [ Man & Iron ]
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
03、ハルモニオデオン [ 機械 ]
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
04、時の駅
作詞:工藤順子
作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、中原信雄
05、僕の森
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
06、M氏の幸福
作詞:工藤順子
作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、中原信雄
07、街角
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
08、山行きバス [ 道草ノススメ ]
作詞:遊佐未森
作曲:遊佐未森
編曲:遊佐未森 & 空耳楽団 with 佐橋佳幸
09、WATER
作詞:工藤順子
作曲:太田裕美
編曲:外間隆史、中原信雄
10、空色の帽子
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
11、0の丘∞の空 ( versionII )
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
12、ハルモニオデオン [ 言葉 ]
演奏
遊佐未森 ( ヴォーカル、ヴォックス、バッキングヴォーカル、キーボード )
中原信雄 ( ベース、キーボード )
外間隆史 ( シンセサイザー、パーカッション )
寺谷誠一 ( ドラムス、パーカッション )
青山純 ( ドラムス、パーカッション )
鶴来正基 ( ピアノ )
土岐幸男 ( コンピューター、シンセサイザープログラミング )
佐橋佳幸 ( ギター、マンドリン )
渡辺等 ( ベース、ブズーキ、マンドチェロ ) Track05
土屋昌巳 ( ギター ) Track10
古賀森男 ( ギター ) Track01、02、08、11
森岡賢 ( キーボード ) Track01、11
近藤研二 ( ギター ) Track01、02、03、09
金子飛鳥グループ ( ストリングス ) Track01
演奏時間
52分17秒
録音
STUDIO FARM、アオイSTUDIO、AVIC STUDIO、ZERO STUDIO、
一口坂STUDIO、 STUDIO CITY、 CBS/SONY六本木STUDIO
MIXED at MANTA SOUND COMPANY (TORONTO 、CANADA)
EPIC/SONY RECORDS ESCB-1006
1989年9月21日
現実と幻想の狭間で展開される、郷愁に満ちた遠い記憶の物語。
人間と自然の対話から生まれた、美しき言葉で紡ぐ抒情音楽集。第3作目。
聴き始めると、感情を次々と湧き起こす音楽に魅せられる。
ちょっとした出来事が大切な物として魅力的に描かれ、自然との繋がりを交え、時間と場所を越えた、幻のような物語として次々と展開されてゆく。
この映像が想い浮かぶような音楽は、掴みどころがない。でも、それが面白い。めまぐるしく展開する、細密画のような物語は、なんだか青臭い学生演劇を観ているように楽しい。あまりに凝りすぎている。
幼稚な感じがしないわけじゃあないけれど、この独特な 世界観に惹かれてしまう。
" 僕 " と "一本の樹 " の静かな時空を超えた対話が綴られる『 僕の森 』。これがまた、心震わす美しさ。名曲じゃないかと勝手に思っている。
愛らしく澄み渡る歌声の甘美な響きに包まれるうちに、心に確かな郷愁の記憶が呼び覚まされ、はるか昔に忘れてしまった大切な物に再会した気持ちにもなる。
そうして、だんだん、とても魅力的な音楽に思えてくるから不思議。
ハルモニオデオン
作詞:工藤 順子
作曲:外間 隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
01、暮れてゆく空は
作詞:工藤 順子
作曲:外間 隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
02、ふたりの記憶 [ Man & Iron ]
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
03、ハルモニオデオン [ 機械 ]
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
04、時の駅
作詞:工藤順子
作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、中原信雄
05、僕の森
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
06、M氏の幸福
作詞:工藤順子
作曲:遊佐未森
編曲:外間隆史、中原信雄
07、街角
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
08、山行きバス [ 道草ノススメ ]
作詞:遊佐未森
作曲:遊佐未森
編曲:遊佐未森 & 空耳楽団 with 佐橋佳幸
09、WATER
作詞:工藤順子
作曲:太田裕美
編曲:外間隆史、中原信雄
10、空色の帽子
作詞:工藤順子
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
11、0の丘∞の空 ( versionII )
作曲:外間隆史
編曲:外間隆史、中原信雄
12、ハルモニオデオン [ 言葉 ]
演奏
遊佐未森 ( ヴォーカル、ヴォックス、バッキングヴォーカル、キーボード )
中原信雄 ( ベース、キーボード )
外間隆史 ( シンセサイザー、パーカッション )
寺谷誠一 ( ドラムス、パーカッション )
青山純 ( ドラムス、パーカッション )
鶴来正基 ( ピアノ )
土岐幸男 ( コンピューター、シンセサイザープログラミング )
佐橋佳幸 ( ギター、マンドリン )
渡辺等 ( ベース、ブズーキ、マンドチェロ ) Track05
土屋昌巳 ( ギター ) Track10
古賀森男 ( ギター ) Track01、02、08、11
森岡賢 ( キーボード ) Track01、11
近藤研二 ( ギター ) Track01、02、03、09
金子飛鳥グループ ( ストリングス ) Track01
演奏時間
52分17秒
録音
STUDIO FARM、アオイSTUDIO、AVIC STUDIO、ZERO STUDIO、
一口坂STUDIO、 STUDIO CITY、 CBS/SONY六本木STUDIO
MIXED at MANTA SOUND COMPANY (TORONTO 、CANADA)
EPIC/SONY RECORDS ESCB-1006
1989年9月21日
現実と幻想の狭間で展開される、郷愁に満ちた遠い記憶の物語。
人間と自然の対話から生まれた、美しき言葉で紡ぐ抒情音楽集。第3作目。
聴き始めると、感情を次々と湧き起こす音楽に魅せられる。
ちょっとした出来事が大切な物として魅力的に描かれ、自然との繋がりを交え、時間と場所を越えた、幻のような物語として次々と展開されてゆく。
この映像が想い浮かぶような音楽は、掴みどころがない。でも、それが面白い。めまぐるしく展開する、細密画のような物語は、なんだか青臭い学生演劇を観ているように楽しい。あまりに凝りすぎている。
幼稚な感じがしないわけじゃあないけれど、この独特な 世界観に惹かれてしまう。
" 僕 " と "一本の樹 " の静かな時空を超えた対話が綴られる『 僕の森 』。これがまた、心震わす美しさ。名曲じゃないかと勝手に思っている。
愛らしく澄み渡る歌声の甘美な響きに包まれるうちに、心に確かな郷愁の記憶が呼び覚まされ、はるか昔に忘れてしまった大切な物に再会した気持ちにもなる。
そうして、だんだん、とても魅力的な音楽に思えてくるから不思議。
2015年5月17日日曜日
遊佐未森 『水色』
遊佐未森
水色
Water Blue
作詞:工藤順子
作曲:遊佐未森
編曲:Nightnoise、遊佐未森
01、合歓の木陰で
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:Nightnoise、遊佐未森
02、大きな靴
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:Nightnoise、遊佐未森
03、水色
作詞:工藤順子
作曲:高野寛
編曲:Nightnoise、遊佐未森
04、緑の絵
作詞:工藤順子
作曲:遊佐未森
編曲:Nightnoise、遊佐未森
05、夢でいいから
作詞、作曲:Tríona Ní Dhomhnaill
日本語詩:遊佐未森
編曲:Nightnoise、遊佐未森
06、Island of Hope and Tears
演奏
遊佐未森(ヴォーカル、バッキング·ヴォーカル、シンセサイザー)
Nightnoise
ナイトノイズ
Tríona Ní Dhomhnaill(ピアノ、バッキング·ヴォーカル)
トゥリオーナ・ニ・ドーネル
Mícheál Ó Domhnaill(ギター、バッキング·ヴォーカル)
ミヒャエル・オ・ドーネル
Brian Dunning(フルート、ペニーホイッスル)
ブライアン・ダニング
Johnny Cunningham(バイオリン)
ジョニー・カニンガム
Jami Sieber(チェロ)
ジミ・シーバー
Bob Stark(シンセサイザー・プログラミング)
ボブ・スターク
演奏時間
30:16
EPIC / SONY RECORDS ESCB-1428
1994年3月21日
水色
Water Blue
作詞:工藤順子
作曲:遊佐未森
編曲:Nightnoise、遊佐未森
01、合歓の木陰で
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:Nightnoise、遊佐未森
02、大きな靴
作詞、作曲:遊佐未森
編曲:Nightnoise、遊佐未森
03、水色
作詞:工藤順子
作曲:高野寛
編曲:Nightnoise、遊佐未森
04、緑の絵
作詞:工藤順子
作曲:遊佐未森
編曲:Nightnoise、遊佐未森
05、夢でいいから
作詞、作曲:Tríona Ní Dhomhnaill
日本語詩:遊佐未森
編曲:Nightnoise、遊佐未森
06、Island of Hope and Tears
演奏
遊佐未森(ヴォーカル、バッキング·ヴォーカル、シンセサイザー)
Nightnoise
ナイトノイズ
Tríona Ní Dhomhnaill(ピアノ、バッキング·ヴォーカル)
トゥリオーナ・ニ・ドーネル
Mícheál Ó Domhnaill(ギター、バッキング·ヴォーカル)
ミヒャエル・オ・ドーネル
Brian Dunning(フルート、ペニーホイッスル)
ブライアン・ダニング
Johnny Cunningham(バイオリン)
ジョニー・カニンガム
Jami Sieber(チェロ)
ジミ・シーバー
Bob Stark(シンセサイザー・プログラミング)
ボブ・スターク
演奏時間
30:16
EPIC / SONY RECORDS ESCB-1428
1994年3月21日
輪廻する慕情。夢と郷愁の甘き香り。
ケルトの伝統的な音楽を現代的なアプローチで展開させるナイトノイズと、遊佐未森氏の澄み渡る歌声の、幸せな響演。
ナイトノイズと云うグループの作品は、テレビやラジオ、店舗のBGMとして意外と耳にする機会がある。
かつて ” ニューエイジ・ミュージック " ブームのとき、ウィンダム・ヒル・レコードが注目され、ナイトノイズも所属し作品を発表していたのだから、もう随分と昔のことになってしまった。でも、普遍的な魅力をもつ音楽は輝きを失わない。
自然に包まれているように優しい音楽が、心に響く。
ナイトノイズ独特の、懐かしさを感じさせる清んだ空気、儚く舞い散るような叙情的な音風景。これがなんとも、心地いい。遊佐氏の歌声とは絶妙なバランス。天上の響。
この甘美で不思議な音世界は、しだいに、忘れていた" あの日 " を呼び覚ます。よみがえる幸せなトキメキ。輪廻する記憶。
初めて聴いた時、言葉にできないくらい心魅かれ、安らぎに満たされていた。
もう、遊佐未森氏とナイトノイズの、新たな音楽は生まれない。
この先が聴きたくて、チョット残念な気がする。
ナイトノイズと云うグループの作品は、テレビやラジオ、店舗のBGMとして意外と耳にする機会がある。
かつて ” ニューエイジ・ミュージック " ブームのとき、ウィンダム・ヒル・レコードが注目され、ナイトノイズも所属し作品を発表していたのだから、もう随分と昔のことになってしまった。でも、普遍的な魅力をもつ音楽は輝きを失わない。
自然に包まれているように優しい音楽が、心に響く。
ナイトノイズ独特の、懐かしさを感じさせる清んだ空気、儚く舞い散るような叙情的な音風景。これがなんとも、心地いい。遊佐氏の歌声とは絶妙なバランス。天上の響。
この甘美で不思議な音世界は、しだいに、忘れていた" あの日 " を呼び覚ます。よみがえる幸せなトキメキ。輪廻する記憶。
初めて聴いた時、言葉にできないくらい心魅かれ、安らぎに満たされていた。
もう、遊佐未森氏とナイトノイズの、新たな音楽は生まれない。
この先が聴きたくて、チョット残念な気がする。
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